10月の平日、箱根を訪ねました。過去に一度行ったことがありますが、今回はロープウェイを使って、芦ノ湖(桃源台)までの空中散歩をしてきました。
観光の参考にどうぞ。また、訪日観光客とのコミュニケーションを積極的に摂りたい方にもおすすめ。チャンスはいっぱいあります。
箱根とは?
ふつうに「箱根」って言うけど、何?って思ったので、調べてみました。
- 箱根町:古くからの温泉町である。また、江戸時代には箱根関が置かれた地
- 箱根温泉:神奈川県足柄下郡箱根町にある、温泉の総称
- 箱根:静岡県に近い神奈川県南西部の一角、箱根カルデラ近辺の一帯を指す地名
- 富士箱根伊豆国立公園:神奈川県、静岡県、東京都、山梨県にまたがる国立公園
いろいろな「箱根」がありますね。
箱根ロープウェイ
早雲山駅と桃源台駅を結ぶ箱根登山鉄道が運営するロープウェイ(索道)。通しで2500円(片道)ですが、途中下車もできるし、早雲山駅からの乗車で堪能してきました。
みどころ
レンタカーで箱根山を登り、早雲山駅麓の無料駐車場に停めました。若干スペースが狭いので、ハイシーズンには空きスペースを探すのが難しいかもしれません。
出展:箱根ナビ
ロープウェイに乗るまで、路線図を理解していませんでした。
・早雲山駅ー大涌谷駅
・大涌谷駅ー桃源台駅
実は、2本のロープウェイで構成されています。途中の姥子駅は乗り換えの必要がありません。下車もできますが、あまり乗降客は見られませんでした。
やはり、早雲山駅ー大涌谷駅間の利用者が圧倒的に多いので、ゴンドラも大きめ。
乗車券
雲山駅に入って、ほとんど無条件に券売機できっぷを購入(往復)。往復2500円(割引なし)。
駅に設置されている券売機。この券売機は2台あります。PASMOのほか、クレジットカードでも購入できます。
別の券売機も設置されていました。こちらは、現金支払い不可です。クレジットのタッチ決済に対応しています。訪日観光客向けでしょうか?海外の交通機関では、タッチ決済が主流になってきています。日本円への両替の手間が省けて便利ですね。
なんと、スマホからEMotアプリをダウンロードし、「箱根」と検索すると、「デジタル箱根ロープウェイ 乗車券」が出てきます。これなら、1500円(片道)、2500円(往復:半額!)で購入できます!しかも、PayPayキャンペーン中で、最大5%のPayPayクーポンが付与されていたようです。おすすめです。
早雲山駅
無料駐車場に停めて、ロープウェイに乗車。平日だったので、空いていて待ち時間はありませんでした。
戻ってきたときに気づきましたが、駅のすぐ横に、展望テラスがあり、足湯サービス(無料)もあります。タオルは横の売店に売っているので、手ぶらでも足湯が楽しめます。強羅温泉の源泉が使われているようです。2020年7月9日にリニューアルされていてきれいでした。
早雲山駅ー大涌谷駅
カルデラ上空に差し掛かると、硫化水素の匂いがかなりします。よく、「硫黄の匂い」と表現しますが、厳密には、硫黄には匂いはありません。
この光景は、自然の偉大さを感じますね。
大涌谷駅
大涌谷駅からみたパノラマ
売店には、黒たまごを買い求める観光客の長蛇の列。売店によっては、「本日売り切れ」となっているところもありました。
今回新発見したのは、なんと「大涌谷引率入場」というトレッキングサービスがあるということ。予約はこちら。
完全事前申込制で1回40分のコースです。1日最大4回開催ですが、気象条件によっては開催されないこともあるので、HPを確認したほうが良いでしょう。
参加費用は無料ですが、安全対策協力金として500円(現金不可です。ご注意ください!)が必要です。
大涌谷インフォーメーションセンターのすぐ横に、ありました。
大涌谷駅ー姥子駅ー桃源台駅
こちらもほぼ待ち時間無しで乗車できました。ゴンドラに同乗した他の観光客は全員訪日観光客です。英語、中国語、フランス語、ドイツ語と様々な言葉が聞こえてきます。一度に複数の会話は理解できませんでしたが。
うずらのたまご
黒たまごのうずら版を購入しました!