入国も無事でき、桃園空港線にも順調に乗れました。あっという間に午前9時(現地時間)。空腹を満たすため、空港線に乗っている間に、お店を検索。到着駅近辺に、美味しそうなお店を発見!ローカルな雰囲気があったので、向かいました。 その後は、九份に移動するための準備とバス停を探しました。
桃園空港線に乗って、台北市内へ
桃園空港線(中:桃園機場捷運、英:Taoyuan Airport MRT)は2017年に開業した路線で桃園国際空港(桃園市)から台北市内を約30分で結ぶ便利な交通機関です。台湾に出張でよく通っていたときは、バスかタクシーしか手段がなく、時間かお金がかかっていました。バスだと安いのですが、時間がかかったり、台北市内についてからの乗り換えが大変。タクシーだと目的地まで一直線ですが、1000台湾ドル(当時)ぐらいかかるので、決して安くはなかったです。
窓際には、スマホの無線式充電器が備え付けられていました。充電できるかと思い、iPhoneを置いてみましたが、パワー不足のため、ケースを付けた状態では充電開始しません。ケースを外しても、すごく充電が遅い。終点までの約30分で数%しか増えませんでした。
車窓から見た景色。郊外はのんびりしています。
桃園空港線の利用方法
種類
快速(中:直達車、約36分)と普通(中:普通車、約50分)の2種類があります。快速に乗りましょう。値段は同じです。空港第1ビル(中:機場第一航廈站、駅番号:A11)から台北駅(中:台北車站、駅番号:A1)まで150台湾ドルかかります。
乗車券
いくつか選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。券売機で片道券を購入する方法、SuicaやPASMOみたいなICカードを利用する方法、メトロパスを購入する方法、日本からチケットを事前購入しておく方向、タッチ決済可能なクレジットで乗車する方法などがあります。
片道券(中:單程票、英:Single-Journey Ticket)
片道券と言っても、500円硬貨ぐらいの大きさの樹脂製コインです。
中には、ICチップが入っていて、券売機で購入すると、乗車駅と購入金額が記録されます。改札機での利用は、ちょっと複雑です。入場時は、改札機にタッチすると、扉が開きます。出場時は、コイン投入口に入れる(自販機のイメージですね)と、改札機の中で読み取って、金額が充足していれば、扉が開きます。これは、台北MRTでも同じです(台北MRTは青色のコインです)。
写真中央部分に見える「Insert Token」と書かれている箇所のスロットにコイン(Token)を投入すると、出場できます。
日本の券売機で切符を購入すると、駅名や日付、金額が印刷されていますが、この片道券(コイン)にはありません。しかも、コイン型のため、落とすとコロコロ転がっていくので注意してください。
ICカード
一般的なのは、悠遊卡(英:EASY CARD)です。駅やコンビニで購入できます。カードのデポジット(預り金、Suicaの500円と同じ)が100台湾ドルで、購入時にはチャージがありません。使用前にはチャージしましょう。悠遊卡は、コンビニでも地下鉄でも使えるので、便利です。旅行中にずっと使えるように、早めに入手することをおすすめします。
払い戻しも可能なので、台湾をリピートして訪問しないのであれば、検討してみてください。ただし、短期間で払い戻す場合は、手数料がかかります。お土産として持って帰るのでもいいですね。
お土産にするのなら、標準柄ではなくて、キャラクターものやカード型でないものもありますので、選んでみてください。台北市内のセブンイレブンで購入できます。ぐでたま10週年記念カードやHelloKittyのキーホルダー型などがあります。
WiFiをレンタルしたときに、悠遊卡(英:EASY CARD)の販売があることを知ったので、合わせて購入しました。ここでは、日本のクレジットカードが受け付けられず、現金払いでした。
2枚とも記念カードで、1枚100台湾ドル。記念カードなので、払い戻し不可。お土産用ですね。
メトロパス(お得な切符)
48時間券と72時間券の2種類あります。どちらも、桃園空港線の往復と、台北MRT乗り放題となっています。日本からの旅行者は、空港第1ターミナルか空港第2ターミナルで購入すると良いでしょう。値段は、48時間券が520台湾ドル、72時間券が600台湾ドルです。ホームページ(英語)で最新の値段を確認してください。
日本で事前購入する
有名なのはkkdayでしょうか。上述のメトロパス(48時間券、72時間券ともあります)が100台湾ドル割引で購入できます。しかも、日本円で決済できるので、好都合ですし、現地で時間ロスすることもないですね。
タッチ決済可能なクレジットカード
最近日本の交通機関でも実証実験で使えるところが増えてきました。コンビニなどでも使えるタッチ決済可能なクレジットカードを持っていれば、切符を購入することなく、改札機にタッチするだけで乗車できます。今回の台湾旅行では、この方法で、桃園空港線を利用しました。両替の必要もなく、手持ちの現金を使わないので、短期滞在には便利でした。2023年10月28日発売の地球の歩き方「台北2024−2025」には記載がなかったので、参考にどうぞ。
クレジットカードで改札機にタッチしました。
クレジットタッチは写真の位置(下の左側、白色の部分)です。ICカードは(写真で隠れていますが)画面下にあるにタッチ部を使います。
クレジットタッチ部の右側(ピンク色の部分です)はQRコード決済(LINE PAYなど)が使えます。日本で使用しているLINE PAYが使えるかどうかは、正直わかりません(そもそも、通貨単位が違う)。
いよいよ魯肉飯!
Google Mapで見つけたこの店を目指します。桃園空港線の台北駅は、台北MRTの台北駅とは少し離れています。なので、桃園空港線の台北駅から地下街で行けそうなこの店を選びました。Y17出口から出て、徒歩で10分以内ですが、晴天に恵まれて、かなり暑かった。
まず、店の正面で、店内飲食可持ち帰りかを伝えます。店内飲食と言うと、テーブルに案内されて、黄色い注文用紙とペンを渡されます。個数を書いてレジに持っていき、現金を払えばOKです。
今回は、2種類の魯肉飯と目玉焼き、紅茶を注文。目玉焼きをどっちの魯肉飯に乗せるのか?と中国語で聞かれて、すぐに反応できませんでした。最終的には通じましたけど。しばらく待つと、料理が運ばれてきます。店内は、現地の台湾人さんがほとんどで、冷房も聞いていません。暑さは問題ないのかな?
九份へバスで向かう
桃園空港線で購入しておいた悠遊卡(英:EASY CARD)で、バスに乗るので、チャージします。1000台湾ドル札でチャージするとお釣りが出ません。食事で崩しておいた100台湾ドル札3枚を使いました。
日本の券売機と違って、かなり大型です。でも操作は意外と簡単。タッチパネルを操作し、ICカードを青いトレイの上に置きます。チャージする現金を入れると完了します。
バス停の場所もわからないので、北門駅係員のお姉さんに聞いたところ、2番出口を出るとすぐにバス停があると教えてくれました。
965番のバスに乗って、九份老街(Old Street)まで行きます。
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