高速バス965番
台北MRT北門駅2番出口の階段を登り、地上に出て左後方にバス停があります。バス停には、次のバスまでの待ち時間がデジタル表示されているので、安心。ほぼ表示通りにバスは到着しました。乗車前に、悠遊卡(英:EASY CARD)を手元に用意しておきます。運転士さんのすぐ横にある読み取り機にタッチして、席につきます。
バス車内での充電
今回乗車したバスにはコンセントが備え付けられていたので、携帯の充電ができました。コンセントの形状は日本と同じなので、変換プラグは必要ありません。ただ、電圧が110V(日本は100V)なので、充電器の入力電圧に注意してください。ほとんどの場合は、240V対応なので、問題ないはずですが、古いものだとショートすることがあります。
充電器に「入力100V-240V」と記載があれば大丈夫です。
乗車区間
台北MRT北門駅(中:捷運北門站)から乗車し、目的地は九份老街(中:九份老街、英:Jiufen Old Street)です。
北門駅バス停を出発するとすぐに高速道路を走行するので、しばらくの間、停留所はありません。40分ぐらい走行し、高速道路を降りたあと、道路脇のバス停もないところにバスが停車しました。運転手がドアを開け、降りたかと思うと、バス営業所でお弁当を受け取っていました。帰りのバスも同じでした。お弁当文化があるのは、日本統治時代の名残かもしれません。
瑞芳駅
台湾国鉄(中:臺鐵)の瑞芳駅(英:Ruifang Station)周辺で、地元住民の方や台湾国鉄経由で九份を目指す乗客でバスはほぼ満席になりました。乗り換えなどを考えると、台北市内からバスで直接九分に移動するほうが楽です。
九份老街に到着
バスを降りるときにも悠遊卡(英:EASY CARD)をタッチして、乗車料金を支払います。
基山街への入り口は、バス停から少し離れていて、探しにくいかもしれません。降りたバスの進行方向に歩いていくと見つかるファミリーマートを通り過ぎて左に曲がる道の先にあります。
左下の「公車站」が下車したバス停。この地図は、ファミリーマートあった九份の案内地図
入口横にはセブンイレブンがあります。狭い入り口を入っていきます。
基山街散策
昔訪れた時、基山街の狭い路地に、臭豆腐の匂いが充満していた記憶しかなかったのですが、今回は臭豆腐の店も少なく匂いもそれほど気になりません。目当てにしていたのが、アイスクリームとエリンギです。今回エリンギのお店は見つけられませんでした。次回リベンジ。
クレープ生地に、ピーナッツを削った上にアイスクリームを2個載せて巻いてくれます。お好みでパクチー(中:香菜)を入れるかどうかを聞かれます。好き嫌いが大きく分かれそうですが、個人的にはアイスクリームとパクチーは別にすべきかなと。
包む前に写真撮影用にこちらに向けてくれます。ビニール袋に入れた後、2個に切ってくれました。料金の50台湾ドルはお店の箱に自分で入れて、商品を受け取ります。
2個に切ってくれたのですが、ビニール袋を切っているので、1個は両端が開いた状態です。台湾の暑い気温では、アイスクリームがすぐに溶けてくるので、急いで食べましょう!
さらに散策
旅館や観光客向けのお店が立ち並ぶ中、先へ進むと、人里へ出ます。小学校もあり、現地の方が今も生活しているところも感じられます。
九份は雨の多い場所と聞きますが、晴天にも恵まれて、海まできれいに見えました。
九份が金鉱山だったことを表すオブジェクト。日本の炭鉱もうまく活用すれば、観光資源になりそう。
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